WordPress クラシック版の段落が挿入される原因と解決方法
WordPress(ワードプレス)の投稿画面に、
『クラシック版の段落』ブロックが、勝手に(自動的に)挿入されることが多くて、
この際、牽引と解決方法が分かりましたので、覚書としてログを残しておきます。
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近年、ブロックエディタが主流になっています。
※Gutenberg(グーテンベルク)
WordPress 5.0x 以降から投稿・固定ページの作成画面に、新たなブロックエディタが実装。
今まで使用していたエディタは、旧エディタ Classic Editor(クラシックエディタ)として、1つの編集ブロックで、HTMLでいろんなもの(文章やテーブルなどの表、画像や動画等)を記述し、コンテンツとしてを作成していました。自分は、その後もずっと旧エディタ Classic Editor(クラシックエディタ)を使用。
新しい流れはそろそろ受け入れようかと、WordPress 6.0x 以降から、その新しいブロックエディタを使用。
いろいろな複数のブロックを組み合わせて、コンテンツを簡単に作成できることの魅力を感じ、これは使えるなと使い始め、今ではなくてはならないものになりましたね。
でも、外部からスマホでやるには今だに面倒。
まあ、下書きする程度なら良いかということで日々使ってました。
ただ・・・
このブロックエディタ、新規投稿画面や、Enterキー押下やクリックで、デフォルトのブロックが、ブロックエディタの『段落』ではなく、『クラシック版の段落』が勝手に挿入されてて、ずっとうざったいなぁって思ってた。
ということで
今回は、この動作の原因を調査するべく時間を作ってみた。
クラシック版の段落が自動で挿入されるのは、プラグインが原因だ!
まず疑うは『プラグイン』
旧エディタ Classic Editor(クラシックエディタ)を主で使用していたので、まあ便利になるであろうプラグインは入れているもので、当然、自分のプラグイン一覧にもあった。
まずはそこを疑い、調査開始。
これからも主で使用するのであれば問題はないのですが、もうブロックエディタの便利さに慣れたら戻る気もないので、毎回、『クラシック版の段落』が出てくるのは邪魔だしうざったいです。
で、結論からいうと・・・
ありました、原因。そお原因はやはり
旧エディタ Classic Editorのプラグインの拡張機能
『Advanced Editor Tools(旧名TinyMCE Advanced)』
『Advanced Editor Tools』のプラグイン設定で全て解決!
プラグイン一覧に『Advanced Editor Tools(旧名TinyMCE Advanced)』がある方、そして、それを有効化している方はこの現象が発生しているはずです。
旧エディタ Classic Editorを使用していた自分を含め、有名な人気のプラグインなので利用している方は多いはず。
プラグイン『Advanced Editor Tools』の設定にて、その影響ある箇所を見つけました。
この設定を変更した結果、無事意図した結果、『クラシック版の段落』が出なくなり解決。
[管理画面]→[プラグイン]インストール済みプラグイン一覧
『Advanced Editor Tools』の『設定』をクリックし、設定画面を開きます。
もう使用すらしない方は無効化して削除するのも良いかと思います。
(自分は未練たらたらなので設定だけして残しておきましたw)

『ブロックエディター』と『旧エディター』の2つのタブがあります。
ブロックエディターの方を変更します。
※ブロックエディターの方のみ設定すればOKです(旧エディタも連動している模様)。

設定の項目の下の方へ行くと『上級者向け設定』があります。

その中に、
『クラシック版の段落もしくはクラシックブロックをデフォルトのブロックにする (ハイブリッドモード)』のチェックを外して保存します。



早速、新規投稿画面で試します
なんか『クラシック版の段落』ではなく、ブロックエディターの『段落』になっている

おっ!?、直ったぁーーーーーーーーーーーーーっ!!
入力しても大丈夫そうだ。

以上で操作は終了となります。
最後に
これで、『クラシック版の段落』が勝手に(自動的に)出るのを無効化することができました。
『Advanced Editor Tools』に限らず、同じような機能のClassic Editorの拡張機能がインストールされている場合は、似たような項目を無効化すると、問題が解決されるかと思います。
まあディタ Classic Editor(クラシックエディタ)を今後一切使用しない場合は、プラグイン自体を削除しておいても大丈夫でしょう。
こんな感じでしたがいかがでしたでしょうか。
解決の策の一つになっていることを願います。
今後とも宜しくお願いいたします。