ブラジリアン柔術における帯の意味orレベルとは?
ブラジリアン柔術とは
ブラジリアン柔術とは、寝技を主体とする組み技系の格闘技
空手や柔道と異なり、日本生まれだが一度海外へ渡って、戻ってきた柔術。
※1914年にブラジルへ渡った講道館柔道の前田光世(通称コンデ・コマ)がグレイシー一族に接触し、グレイシー(長男カーロス・グレイシー)に技術を伝えたことから始まります。
そのため、背景もルールも制度も複雑になっています。
そう技術レベル管理であるブラジリアン柔術の帯昇格は難しく年月がかかるものとなっています。
国内の黒帯、特に見た目が似ているようで異なる柔道の黒帯より、ブラジリアン柔術の黒帯になるにはかなりの年月がかかります。
自分も今でこそ黒帯となって、約13年ほどになりますが
そこまでには、5、6年ほど白帯をやって、青帯も6年ほどやってました。
その当時は紫帯が神レベルの頃です。
黒帯は雲の上の存在でしかなく、到底なれるものではない領域でした。
なので、多くの方々が青帯くらいで挫折していたこともありました。
しかし、柔術が国内でも広まった今ではハードルは低くはなりましたが、それでも黒帯への道は気の遠くなる領域です。
むしろ辞めないでずっとコツコツと努力を重ねた人だけが黒帯になれるとも言われてます。
何にしても続けたもの勝ちです。
といっても、ただ続けているだけではダメなのですが、帯が上がるとそれなりに見えてきますので頑張って強くなりましょう!
※2024.6.25現在
はじめに
ここでは、詳細は省きますが
帯色の種類とレベルのみに着目した記事としてますので、ご了承ください。
Type of obi …
大雑把に分けて、アダルトでは以下のような帯の種類があります。
最初は年齢関係なく『白帯』スタート!
※各詳細もかなり複雑です。
白帯(White Belt) | |
青帯(Blue Belt) | |
紫帯(Purple Belt) | |
茶帯(Brown Belt) | |
黒帯(Black Belt) |
因みに、キッズ(4歳~15歳)では以下の帯の種類。
白帯(White Belt) | |
灰帯(Gray Belt) | |
黄帯(Yellow Belt) | |
橙帯(Orange Belt) | |
緑帯(Green Belt) |
★最新やリアルタイムな正確な情報は、必ずIBJJF公式サイトで確認するようにしてください。
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帯制度
IBJJFによる帯制度
日本国内では、『IBJJF』の制度を取り入れた帯の昇格、発行を行っているので、『IBJJF』を元にしています。
帯の種類と対象年齢
帯の種類によって、対象年齢が異なります。
基本、最初は誰でも『白帯』から入ります。
これは帯が存在するどの格闘技や武道でも共通するところです。
最初は白帯から開始(全ての年齢)
白帯
キッズ(15歳以下)
灰帯(4歳~15歳)
黄帯(7歳~15歳)
橙帯(10歳~15歳)
緑帯(13歳~15歳)
アダルト(16歳以上)
白帯
青帯(16歳~)
紫帯(16歳~)
茶帯(18歳~)
黒帯(19歳~)
赤黒帯(50歳~)
赤白帯(57歳~)
赤帯(67歳~)
年齢規定
競技者の帯の昇格には、各帯の年齢要件を満たす必要があります。
4 ~ 15歳(マイティマイト1 ~ ティーン3)までの競技者
白帯: 年齢不問。
灰帯グループ(灰白帯、灰帯、灰黒帯): 4 ~ 15 歳(マイティマイト1~ティーン3)
黄帯グループ(黄白帯、黄帯、黄黒帯): 7 ~ 15歳 (ピーウィー1 ~ ティーン3)
橙帯グループ(橙白帯、橙帯、橙黒帯):10 ~ 15歳 (ジュニア1 ~ ティーン3)
緑帯グループ (緑白帯、緑帯、緑黒帯):13 ~ 15歳(ティーン1 ~ ティーン3)
16歳以上の競技者:(ジュブナイル1以上)
白帯 :年齢不問。
青帯 :16歳以上(ジュブナイル1以上)
紫帯 :16歳以上(ジュブナイル1以上)
茶帯 :18歳以上 (アダルトおよびマスター)
黒帯 :19歳以上 (アダルトおよびマスター)
赤黒帯:50歳以上 (マスター)
赤白帯:57歳以上 (マスター)
赤帯 :67歳以上 (マスター)
最短期間
競技者の各帯の昇格には、各帯における最短期間を満たす必要があります。
4歳~15歳の競技者(マイティマイト1~ティーン3)
各帯における最短期間無し。
16歳および17歳の競技者(ジュブナイル1およびジュブナイル2)
白帯:最短期間無し。
青帯:最短期間無し。
紫帯:競技者はアダルトカテゴリーの年齢でのみ茶帯を取得する資格がある。
18歳以上の競技者(アダルトおよびマスター) ※白帯から茶帯
白帯:最短期間無し。
青帯:2年間
紫帯:1年6か月間
茶帯:1年間
黒帯の競技者
黒帯 :31年間
赤黒帯:7年間
赤白帯:10年間
赤帯 :定義なし
各帯の最短期間を満たしている場合でも、競技者が白帯から黒帯に昇格するまでかかる期間は、指導者の裁量に委ねられます。
★詳細はかなり細かいので『IBJJF』公式サイトで確認するようにしてください。
段位制度
4歳~15歳の競技者(マイティマイト1~ティーン3)
指導者が各帯をストライプの本数で段階的に評価するようにしていますが、全て指導者の裁量に委ねられます。
16歳以上の競技者(ジュブナイル1以上)
白帯、青帯、紫帯、茶帯:それぞれ4段階に分けられる。
※茶帯までは、IBJJF 段位制度(ストライプ)の採用は指導者の裁量に委ねられています。
黒帯: 単色の黒帯は1~6段に分けられる。
※黒帯は、IBJJFがIBJJF段位制度に準拠した黒帯段位のみを認定します。
赤黒帯:黒帯7段を表す。
赤白帯:黒帯8段を表す。
赤帯 :黒帯9段を表す。
帯授与式
帯叩き など
執筆予定・・・💦
ブラジリアン柔術 各種連盟
ブラジリアン柔術
連盟に関しては世界にはかなりあるのですが、日本では特に現在多くの参加者や実績的にもある『国際ブラジリアン柔術連盟(IBJJF)』が中心となって動いてあり、帯制度やBJJルールもIBJJFが模範となっています。
国際ブラジリアン柔術連盟(IBJJF)
International Brazilian Jiu-Jitsu Federation
ブラジリアン柔術の国際競技連盟の一つである。グレイシーバッハを率いるカーロス・グレイシーJrが中心となってブラジルで創設された。
一般社団法人 日本ブラジリアン柔術連盟(JBJJF)
Japan Brazilian Jiu-Jitsu Federation
日本のブラジリアン柔術の業界団体、国内競技連盟。
国際ブラジリアン柔術連盟(IBJJF)公認。
▼IBJJFによる帯制度
『帯制度 v2.3』
『帯制度ポスター』
その他、各種連盟
国際柔術連盟(JJIF)
Ju-Jitsu International Federation
柔術の国際競技連盟。
国際グレイシー柔術連盟(IGJJF)
The International Gracie Jiu-Jitsu Federation
ブラジリアン柔術のベースであるグレイシー柔術の国際団体。
一般社団法人 全日本柔術連盟(JJFJ)
JIU-JITSU FDERATION of JAPAN
2008年2月にヒクソン・グレイシーが設立した日本のブラジリアン柔術の国内競技連盟。