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その正体は、「ハリガネムシ」

20050915_harigane.jpg
linksNematomorpha(ネマトモルファ)
linksカマキリから脱出するハリガネムシ
「ハリガネムシ」、幼少の頃から疑問に思いつつ、あのカマキリのケツから出てくる代物の正体が、20数年目にして、初めて分かりました。調べりゃ分かりますが、何だったんだろうと思った時には、もう、既に20数年経ってしまった。上京してきた東京では、さすがにそんなこと知っている輩には会わない(聞いても知らなかったし^^;)。いやぁ、自然で育った賜ですな^^;。
よく、小さい頃、カマキリ同士を闘わせたりしましたが、死んだ時によく出てきたので、身を守る為の最終攻撃手段(リーサルウェポン)だと思っておりました(笑)。 シタバタうねって、少々カタかったと思う。あれは、単体としての生き物だったのか。1つ、何か引っかかってたものが取れた感じです。
下にも書かれていますが、メカニズムは不明だが、ハリガネムシは宿主を「水辺へ連れて行き」、身体を破って外へ出るとありますが、ホントに水辺に向かっていくというケースをよく聞く。多分、ハリガネムシが水分を取っている為、身体が水を求めるような気分になるのでしょう。
人間にも寄生するらしいですが、それは、かなり希であり、特別なことをしなきゃ寄生しないとのこと。
ハリガネムシ
ハリガネムシとは類線形動物門ハリガネムシ綱(線形虫綱)ハリガネムシ目に属する生物の総称。 体は左右対称で、非常に細長く、内部には袋状の体腔がある。 表面はクチクラで覆われていて体節はない。種類によっては体長数cmから1mに達する。 カマキリ等の昆虫の寄生虫として知られている。 地方によっては「ゼンマイ」とも呼ばれる。
水生生物であるが、生活史の一部を昆虫類に寄生して過ごす。
水中に産卵された卵は孵化し、その幼虫は水生昆虫に寄生する。 その宿主である水生昆虫がカマキリなどに食われると、その体内で寄生生活をおくり成虫になる。 成虫になると宿主から出て、池や沼、流れの緩やかな川などの水中で自由生活し、交尾・産卵を行なう。 ハリガネムシは宿主を「水辺へ連れて行き」(このメカニズムは不明)、身体を破って外へ出る。
・カマキリのほかにはカマドウマやバッタにも寄生する。
・また、昆虫だけではなくイワナなどの魚の内臓に寄生したりする場合もある。
・人間への寄生例が数十例あるようだが、いずれも偶発的事象と見られている。
・ハリガネ虫を手に乗せると、爪の間から体内に潜り込むと言われることがあるが、全くの俗説で、成虫があらためて寄生生活にはいることはない。

画像なし

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