柔術の試合における道衣規定とは?
はじめに
練習での道着に関しては各ジムの方針に任されています。
※ジムによっては規定の道着での着用しか認めてられない場合もある。
ただ試合に関しては、平等にするために規定が設けられています。
ザクッというと、道着が極端に薄いとか分厚いとか、丈が短い、袖が短い、・・・と様々な種類がありますので。
ということで、
『IBJJF道衣規定』より道着のみに着目し抜粋して掲載しています。
またかなりシビアな規定になるという情報を聞いています。
今後、調整が入ると思いますので、明確な詳細やリアルタイムな情報は、『IBJJFルール』を必ず見るようにしてください。
( ̄^ ̄)ゞ
今後、詳しい情報を得ることがあったら、写真を添えて掲載しようかと思っていますので、よろしくお願いいたします。
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▼IBJJFルール

一般社団法人 日本ブラジリアン柔術連盟
一般社団法人日本ブラジリアン柔術連盟 公式サイト
IBJJF道衣規定 IBJJF Uniform Requirements
道衣の素材
- 道衣は、綿又は綿に近い素材による生地で作られていなければならない。
- 生地は対戦相手が握りづらくなるほど厚いものや硬いものは許可されない。
- ジュブナイル、アダルトとマスターの各カテゴリーでは、一枚生地ではなく編んである織物生地で作られた道衣でなければならない。
- 道衣の襟の内部には、ルールブックに記載されているサイズと硬さの規定を満たすものであれば、EVA素材又はそれに近い素材を使用することが出来る。
道衣の色とパッチ
- 道衣は統一された色でなければならない。
- >許可される道衣の色は、白と青と黒。上下の色が異なる道衣は着用出来ない。また襟の色が異なる道衣も着用出来ない。
- ペイントが施された道衣は禁止とする。ただし、ペイントがアカデミーやスポンサーのロゴの形である場合は、パッチの許可部位に限り許可される。
- 許可部位のペイントであっても、対戦相手の道衣にペイントが付いてしまう場合は、道衣を変更しなければならない。
- パッチはルールブックに記載されている貼り付け許可部位にのみ貼り付けることができる。
- パッチは綿素材で出来ており、隙間がないように適切に縫い付けられていなければならない。
- 許可部位以外に貼り付けられたパッチは、道衣チェックスタッフによって取り去られる。
帯の要件
- 競技者は、それぞれのランクに応じた色で出来ている4〜5センチ幅の、先端に黒いタグの付いている帯(黒帯は先端に白又は赤のタグの付いた帯)を使用しなければならない。
- 帯は上衣の上から腰に2周巻き、上衣の前がきちんと閉じるように緩みなく二重に結び、帯の各端に20〜30センチの余りがなければならない。
道衣測定
- 道衣の上衣は、競技者の臀部を覆う長さがあり、腕を床に対して真っ直ぐ平行に伸ばした時に、袖口が手首から5センチ以内にくる長さが必要である。
- 道衣の下衣は、裾口が競技者の踝から5センチ以内に届く長さがなければいけない。
- 道衣の検査では、襟の厚さ(1.3cm以内)、襟の幅(5cm以内)、腕を伸ばした時の袖の隙間(7cm以上)の条件を満たしているかを確認する。
その他
- 女性以外は、道衣の中にシャツを着用することは禁止されている。
- 女性は、道衣の下に身体に隙間なくフィットする伸縮性素材のシャツを着用しなければならない。シャツの色は帯の色に合わせる必要はなく、半袖でも長袖でも良い。ワンピース型の水着や体操競技のトップスの着用も認める。
- 女性は道衣のパンツの中に、肌に隙間なく密着する伸縮性素材のコンプレッションパンツ(スパッツ・レギンス等)を着用することができる。ただし、道衣の下衣(ズボン)より短いものに限る。
- 競技者は道衣の下衣(ズボン)の下に下着を着用しなければならない。紐タイプの下着は着用できず、ブリーフタイプの下着でなければならない。
- 繕いや破れがある、あるいは濡れている、汚れている、または悪臭のある道衣は着用できない。
道着チェック
- 襟の厚みと幅
- 両腕を前に伸ばした袖丈(5cm)
- 袖幅 ※1
- ズボンの丈(5cm)
- ズボンの幅
- 帯の結び目からの長さ(20~30cmの間)とタグの有無 ※2
- パッチの位置、剥がれかけてないか
- 指輪などのアクセサリー、ファールカップの禁止
- 爪の短さ
- 肌のコンディション(レフリーディレクターに相談)
※1 無理矢理チェッカーを入れる、または途中で引っかかる物などは不可。
※2 ルールブック上、帯への刺繍は禁止されているが、結び目に掛からない刺繍は可とする。
※2 ルールブック上、帯への刺繍は禁止されているが、結び目に掛からない刺繍は可とする。